レンタルサーバーロリポップからwpXサーバーへのデータ移行手順と注意点を紹介します。
これまでロリポップサーバーを利用してきましたが、
おかげさまでアクセスも増え、データも増えてきましたので思い切ってサーバーを引越しすることにしました。
引越し先はwpXレンタルサーバー です。
wpXには、
の2種類のサービスがあるので後述で説明しますね。
WordPressの引越しなら業者が安心

日本初WordPress専門の引越し代行サービス『サイト引越し屋さん』です。
これまで自分でなんとか引越し作業をしてきましたが、内心ドキドキです。
とうとうこういう専門サービスが登場。
手間や安心感を考えれば利用することも視野に入れてみてください。
wpXサーバー移行手順要約
サーバーの移設は、
「All-in-One WP Migration」というプラグインをつかってデータを移行します。サイトのサイズが小さい場合は無料版のまま利用可能です。
移行手順要約
- ロリポップ側にプラグイン「All-in-One WP Migration」導入
- 「All-in-One WP Migration」でバックアップ
- 必要があれば容量を削減
- wpXサーバー契約(wpXレンタルサーバー かwpXクラウド を選択)
- wpX側にドメイン追加設定
- wpX側にワードプレスインストール
- wpX側にも「All-in-One WP Migration」をインストール
- ロリポップ側ででバックアップしておいたファイルをwpXにインポート
- ドメイン切り替え
- ブログ確認
プラグイン「All-in-One WP Migration」をインストールする
WordPressの管理画面→プラグイン→新規追加
から、All-in-One WP Migrationをインストールして有効化してください。
「All-in-One WP Migration」でバックアップをとる
プラグインを有効化すると、左側のメニューに「All-in-One WP Migration」メニューが表示されます。
「エクスポート」メニューを開くと、エクスポート先を選択できるので、
「ファイル」を選択します。
すると、くるくるくるっと解析がはいってバックアップファイルの容量が表示されます。
DOWNLOAD [ご自身のサイト名]をクリックしてバックアップファイルをダウンロードします。
wpXサーバーはレンタルサーバーとクラウドの2種
1サイトで使うならクラウドが激安(月500円〜)
◇wpXクラウドの特長
- 初期設定費用なし、月額500円(税抜)から、1ヶ月契約から利用可能!
- サイト規模に応じた7つのグレードをご用意!
複数サイトを運営するならレンタルサーバーが安定
◇wpXレンタルサーバーの特長
- 大容量30GB、月額1,000円(税抜)から!
- 1契約につき10個のWordPressの運用が可能!
- 独自ドメインを柔軟に活用できるDNSサーバー機能!
- メールアドレスの作成が可能!
どちらか好きな方にしましょう。
wpX側にドメイン追加設定
wpXにドメインを追加します。
ドメイン管理から「ドメイン追加設定」→「他社管理のドメインを追加する」を選択します。
ドメイン追加項目に、ロリポップで使っていたドメインを設定し、
- Web認証
- メール認証
のどちらかを選択します。
Web認証は、wpXが指定したファイルをロリポップサーバーにアップして認証する方法。
メール認証は、ドメインの管理メールにパスワードが届きますのでそれを画面に入力する方法となります。
wpX側にワードプレスインストール
wpXにWordPressをインストールします。
WordPress設定のところに先ほど追加ドメインが表示されています。
インストールを選択するだけの簡単作業です。
この時点ではSSLが効いていないためhttpとなっています。
インストールが完了したらSSL設定をすぐに行いましょう。
wpX側にも「All-in-One WP Migration」をインストールしてデータをインポート
プラグインの追加から「All-in-One WP Migration」をインストールして有効化してください。
そして設定から「インポート」をクリックします。
先ほどロリポップ側でダウンロードしたファイルをインポートします。
注意)バックアップ時のログイン名やパスワードに置き換わるので注意が必要です。
wpXにドメイン切り替える
今回はムームードメインを例に説明します。
ムームードメインの管理画面のネームサーバー設定変更を開きます。
以下の画像の通りに入力します。
- ns1.wpx.ne.jp
- ns2.wpx.ne.jp
- ns3.wpx.ne.jp
しばらくすると、ネームサーバーが切り替わってあたらしいwpXサーバー側に接続できるようになります。
新環境wpXでブログを確認
いつものブログURLで新しい環境に接続できているか確認を行いましょう。
新しい方で記事を更新したりして、それが反映されれば切り替え完了です。
ロリポップからブログ情報を削除するのは、確認が終わってからで問題ありません。
なるほど、無料SSLでもそこまでの問題は発生しないのですね。安心しました。
近いうちにwpXに引っ越そうと思います。satoshi様、大変ありがとうございました!
素早いご回答ありがとうございます。大変参考になります。
もう一つだけお聞きしたいのですが、wpXのSSLは無料のものでしょうか?無料SSLを使うと、最大で数日間httpでしか表示されない(ドメイン認証の為認証されるまでSSL証明書が発行されない)、と書いてあったのですがどうでしょう?satoshi様は移行後、httpでしか表示されない期間はどのくらいでしたか?
SSLは無料のものを使っています。
httpでしか表示されない期間というのがよくわかりませんが、、たぶん困るほど何か起きたという記憶がないですね。。すみません。
わりとすんなり移行できてしまったので。。。
移行後に即座にSSL化しました。
その際に注意すべきは、内部にはっているリンクが一時的にhttpになってしまい、mixd hostになってしまうことです。
そこは一括置換でhttpsに変更しました。
satoshi様、大変素晴らしい記事ありがとうございます。私も他社レンタルサーバーからwpxに移転を考えており、この記事にたどりつきました。
一点ほど質問させて頂きたいのですが、wpXではAll-in-One WP Migrationのプラグインの動作が不安定になるなどの情報がありますが、satoshi様は問題ないでしょうか?xpXサーバーでインポート、エクスポートは問題なく動作しておりますか?
コメントありがとうございます。
wpXへの移行という意味では問題なく完了しました。
しかし、wpXでのバックアップはダウンロードが失敗することがあります。
ですのでftpで直接ダウンロードするなどしました。(FileZillaなど)
あとはほかのバックアップ手段を用いています。
All-in-One WP MigrationはあくまでwpXへの移行手段として使いました。
まとめると、
All-in-One WP Migrationをつかってロリポップからのバックアップは可
All-in-One WP MigrationをつかってwpXへの移行は可
All-in-One WP MigrationをつかってwpXのバックアップは可
All-in-One WP MigrationをつかってwpXのバックアップファイルダウンロードがエラーになることもある
All-in-One WP MigrationのバックアップファイルはFTPなどつかってダウンロードができる。
です!